改修工事の場合には,防水の前段階として,高圧洗浄を行ったり,今までの防水層のふくれている部分などを撤去します。
防水シートを下地の勾配状況に合わせて敷き込みます。
おもに屋上を防水するときに用います。シート防水には加硫ゴム系と塩ビゴム系があります。
新しい防水シートと今までの防水層の干渉を避けるため,厚さ1.0mm程度の発泡シートを敷き込みます。
防水シートとディスクを専用の誘導加熱装置を用いて接合します。
また,溶剤や熱風でシートのジョイントを溶かし,シート同士を一体化させます。
防水シートを固定するためのディスクや鋼板を取り付けます。
※ドリル等を用いますので多少の振動音が発生します。
端末処理
状況に応じて,防水ゴムシートの端末部分にアルミアングルを取付け,防水ゴムシートがめくれてこないようにします。